冬の浜辺

逗子のはるか南西の沖にある大島で10メートルを超える強い風が吹くと、外洋の風の届かない逗子湾にもうねりが入ってきます。その現象は、地元の漁師さんに「大西」と呼ばれる、冬の風物詩だそう。
ここ数日波の高かった浜辺も、すっかり静かになって、波打ち際にはいつもよりたくさんの貝殻が打ち上げられていました。JOJOは貝のかけらをお皿にしたり、食べ物にしたりして、忙しそうにおままごとをしていました。
海あがりで凍えるパパと。

しらす


JOJOの大好物、釜揚げシラス。

今日買ったの中に一匹、タコが混ざっていました。それを見たJOJO、「たこさんのおかあしゃんは?おかあしゃんはどこいったの?」と心配して、最後までタコは食べようとしませんでした。






シラスがあると知ったとたん、キッチンに立って料理している私から離れようとせず、「お味見しゅる!」とがんばって‥
シラスが入っていた容器を見つけると、たまらずペロペロ‥


流行りの風邪をもらってきて、ついこないだまで珍しく食欲のなかったJOJOですが、すっかり調子と取り戻して、心配になるほどの食いしん坊ぶり。毎晩お茶碗に何倍もおかわりをし、それでも食後に足りないと、デザートにオニギリを食べるほど‥。
沢山食べて、大きくなってね!







ハミガキ




おやすみ前のハミガキも、貴重なスキンシップの時間デス。

クリスマスの支度

クリスマスの暖かな雰囲気は、なんとも心やすらぐもの。
子供のときのクリスマスの思い出、母親の手料理やプレゼント、家中に飾ってあったキルトのクリスマスツリーを思い出すたびに、今でもほっと優しい気持ちになります。

今年も、リースを作りました。まつぼっくりと貝殻で、漁師風。


JOJOはサンタクロースが出てくる絵本を毎日のように眺めては、あれやこれやと想像をふくらましています。


雪だるまの柄のカップを見つけたので、ブラックカランツとバナナを入れてマフィンを焼きました。


生地を混ぜたり、オーブンのスイッチを入れたりするお手伝いが楽しくて、そして食べても美味しくて、JOJOは始終ゴキゲンでした!



じいじと



いつもお化けの話をするし、ごはんをきちんと食べないと怖い顔をして怒るじいじ。
けれどJOJOは隙あらば後ろから抱き付いていって、じいじあそぼとせがみます。
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まつぼっくり

大好きなバアバと一緒に、お山へまつぼっくりを拾いに行きました。
山の一本道は、あたり一面黄色の落ち葉のじゅうたんでした。
カサカサといい香りのする落ち葉を両手いっぱいに拾い上げては、「雨だよ!」と頭の上からヒラヒラ落としあいっこをして、みんな頭の中がモシャモシャになりました。
JOJOはまるで森の小人のようでした。


「おふとんフカフカですね~」と横になるふたり。


見たことのないほど大きくて綺麗なまつぼっくりを沢山拾いました。



おとこのこ


何色がすき?というと「ピンク!」と即答し
スーパーへ行くと「プリキュア」のふりかけが欲しいと駄々をこね
お風呂上りにはタオルを腰に巻きつけて、スカート風にすることをせがみ
「ちんちんをとりにお医者さんに行く!」と言ってきかない、
最近のJOJO‥。
ちょっと不安デス‥。

クリスマスツリー







クリスマスまであと一ヶ月。今日は夕飯のあとにツリーの飾りつけをしました。
オーナメントのかわりにパンを吊るすのが、ジョジョが生まれてからの我が家の定番。実は昔から少しずつあつめていた繊細なガラスのオーナメントもあるのですが、今は色気より食い気!







背の届かないツリーのてっぺんには、自ら踏み台を持ってきて飾りつけしていたジョジョ。ライトをつけると「光ったよ!!!」と目を丸くして喜んでいました。

里山探検


海のイメージが強い逗子ですが、我が家があるのは山のほう。周りを丘陵地に囲まれていて、昔ながらの里山が広がっています。地区の人たちはこの環境をとても大切にしていて、定期的に集まっては散策をしたり、手入れをしたりしています。今日はJOJOと2人で里山散策に参加してきました。

「日本昔話」に出てきそうな山間の畑から、崖に出来た道なき道を上って尾根づたいに歩くルート。アップダウンも激しいし、JOJOにはまだ無理だろうと思っていたら、みな口を揃えて大丈夫、大丈夫と、喜んで道連れにしてくれました。なんておおらかなご近所さんたち!おじいさん達を中心に、近所の子供達やそのお母さん、お父さん達と、総勢20名くらいで約2時間かけて歩きました。

特筆すべきはこどもたちの歩きっぷりで、JOJOも含め、大人よりもずっと上手に道なき道を歩いていました。山肌のカーブに身体をあわせて、時には四つんばいになったり、お尻でうまく滑ったり‥。崖から落ちる子もいましたが、身体が軽いせいか、落ち葉の上にフワリとおちて、かすり傷ひとつないのです。

あれはあけび、そこにからすうり、これは紫式部‥と、植物博士のおじいさんのレクチャーを受けながら歩く森の中は本当に豊か!JOJOも、色づいた葉っぱやどんぐりを見つけては、感嘆の声を上げて、大事に拾っていました。


まだ小さなふき。温かくなるとふきのとうがとれるそう。一見ただの草っぱらに見えるけど、クコの葉があったり、せりがあったり。春にはてんぷらなべを持ってきて、野草てんぷらを作るそうです。

お隣のおじいさんが竹を使って鉄砲を作ってくれました。こどもたちは大喜び!


たくさん拾いました。




ジョジョ画伯

最近、何かをイメージしながらお絵かきが出来るようになりました




ザーザー降りの雨と、右側の点々が雨つぶだそう。




これはショベルカー。



おにいパンツ


金曜日、 突然「おにいぱんつがはきたい!」と言い出したJOJO。
おにいぱんつ?
おにのぱんつ?
と思ってよく聞いてみると、どうやら「お兄さんパンツ」=「おにいパンツ」のよう。
トイレトレーニングの真っ最中で、トイレで用を足すことは問題なく出来るようになったけれど、トイレの感覚がまだ短いJOJOに、パンツはちょっと早いかな~とも思ったのですが、本人のつよーい希望もあったので、週末、JOJOの人生初のパンツを購入しました。
そして今朝、起きるなり「おにいパンツをはく!」と宣言して、用意したパンツを身に着けたJOJOは踊りだすほどの喜びよう。私も、JOJOもいよいよオムツとさようならか~と嬉しく思っていたのですが‥
が、しかし‥
朝起きてから保育園に行くまでの2時間弱の間に10回以上「おしっこ出そう!」とトイレに行き、2回の粗相。頭の中がトイレのことでいっぱいになってしまったようで、しまいにはなんだか可哀想になってきました。
保育園につくたびにまたトイレに駆け込んだJOJOに、トイレから出たあと「こっちをはく?」とオムツを手渡したところ、安心したようにオムツをはき、お友達と遊び始めました。
パンツへの道のりはまだまだ遠いようです。

80年前のおもちゃ


週末は東京のじい様&オーママのおうちに遊びに行きました。
JOJOは前日から2人に会うことをとっても楽しみにしていて、行きの車の中では「まだつかないの?」と怒り出す始末でした。
(写真は、オーママに抱っこしてもらってご満悦のJOJO)




オーママ秘伝のおもちゃで遊ぶふたり。80年以上も昔の、木製のテーブルゲーム。オーママがまだ小さいとき、オーママのお父さんが買ってくれたもので、パパも子供のころ兄弟達と一緒に遊んだそうです。

天然石のとても綺麗なビー球や、あめ色になった木のフレームは、見ているだけでも温かい雰囲気で、こんなおもちゃだったら、子供も自然と大切に扱うのではないかしらと思いました。

豊作!

昨日までの長雨が嘘のような秋晴れの下、お芋畑に到着。
芋ほり前にはみんなでエイエイオー!



昨年のお芋ほりの時にはものの数分で飽きていたのに、今年はとっても真剣。一心不乱に土を掘り‥

とったどー!


土の中にはお芋のほかにもミミズやカブトムシの幼虫が沢山いて、子供達にとってはまるで宝探しのよう。みんな自分が見つけたお宝を見てほしくて、畑のあちこちでい「みてー!」という嬉しそうな声が聞こえていました。



芋ほりのあとは芝生にシートを広げて、お待ちかねのお弁当タイム。
自分の分をあっという間に食べ終わったJOJO。ぱっといなくなったと思ったら、なんと色んなお友達の所を回っては、あっちで梨、こっちでぶとう、そっちでミカン‥と、おこぼれを頂戴していました。
「じょじょのママー!じょじょ、あっちこっちでデザート食べてまーす」と先生に名指しで言われ、文字通り顔から火が出るほど恥ずかしかったデス。

キャラ弁

今日は保育園の秋の遠足。
八景島の農園まで芋ほりに行きます。
数日前から、遠足のお弁当は話題の「キャラ弁」にしよう!と画策していました。インターネットで下調べして、レシピはばっちり!


●お品書きその壱、ピヨチャンたまご。
カレー粉、醤油、塩、酢を溶かした熱湯に一晩漬けて、ウズラの卵を色づけします。
口の部分には切り込みを入れて、三角形にカットしたにんじんをはさんで、くちばしに。
目の部分は、楊枝で穴をあけ、黒ゴマを埋め込みました。




●お品書きその弐、アンパンマンおむすび。
鼻やほっぺの部分には、ウィンナーをカットしたものに、ストローでくりぬいたスライスチーズをのせています。お弁当箱の中でずれないように、パスタをカットしたものを刺して固定しているのがポイント!(パスタは食べる頃には水をすって柔らかくなるのです)
そして、目や口のお海苔の芸術的なカットワークは出勤前のパパによる大作。



完成~!

大変そうで二の足を踏んでいたけれど、家に普段からある材料で作れました。
ちょっとハマってしまいそうな予感‥!







アトピー


夏が終わって少し涼しくなって、肌の調子がとっても良くなりましたね、と保育園の先生にも言われたばかりだったのに、先週末あたりからの気温の変化で、またJOJOのお肌が荒れだしました。
かゆみがひどくなるのは決まって夜で、寝入りばなから痒い痒いと顔や腕を掻きだし、夜中も何度も起きてしまいます。朝起きると、シーツやまくらが血だらけになっていることもあって、それを見るたびに、何とも言えない気持ちになります。

けれど、赤ちゃんのころからこの痒みと付き合っているJOJOは親の私が胸を打たれるほど、忍耐強く痒みと生活しています。
今日は、「こうして食べればおつゆがこぼれても痒くないの」と言って、片手にお箸、片手に濡れタオルで顎を押えながら、お味噌汁を食べていました。

決定的な治療法がないと言われるアトピーですが、JOJOにあった方法をじっくり模索していきたいと思います。焦らずに!
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ジョジョの替え歌



歌うことが大好きで、なんでも歌にしてしまうJOJOは、文字通り朝から晩まで歌っています。
身の回りにあるものは何でも歌にしてしまい、替え歌もなかなか上手。
おもちゃのチャチャチャのメロディーで、こんな風に歌っていました!



きょうは楽しいお祭りだー(空にキラキラおほしさま)

みんな楽しくおどりましょー(みんなスヤスヤねむるころ)

お化けも魔女もとびだして(おもちゃは箱を飛び出して)

山の神社でお祭りです(踊るおもちゃのチャチャチャ)

ハロリンチャチャチャ、ハロリンチャチャチャ‥



お化けに神社(笑)にハロリンって????
と思っていたら、どうやらハロリン=ハロウィンらしい。
独創的!!!

28日目


高校時代の友人が、つい1月前に生んだばかり男の子。
赤ちゃんってこんなに小さかったかしら?と思うほど、小さくて、抱っこしたらそのままずっと眠っていました。
JOJOが新生児だったころの、育児の大変さはキレイサッパリ忘れてしまった私にとって、大好きな友達の赤ちゃんはただただもうひたすらカワイイ存在。いつか孫が出来たら、こういう心境なのでしょうか?

君のママみたいに強くて優しい人になりますように!健やかな人生を送ってね。

油壺マリンパーク

逗子に越してきて早一年。
いつも近くを通りかかっていたのに、なかなか行く機会のなかった油壺マリンパークへ遊びに行って来ました。



天気も良い休日だというのに、人もまばらな水族館。おかげでゆっくり魚を見ることができました。
JOJOがすきなのは何故かサメ。

屋内にあるプールでのイルカショー。
ちょっと古くて昭和の香りのするステージや、トレーナーの人たちの水兵さんルックがなんともノスタルジックで素敵でした。


以前江ノ島水族館でイルカを見たときは、「あれ食べれるの?」と聞いていたJOJOも、だいぶ成長して、ようやくイルカの可愛らしさに気づいた様子。。。夜には「JOJOイルカなの!」といって、クッションで何度もでんぐりがえしをしていました。


あちこちに走りまわって遊んだりお弁当が広げられる広場がある広~い園内。水族館のほかにも、里山の自然を再現したビオトープや、太平洋が一望できる展望台があり、なぜかカワウソまでいました。



帰り道は佐島漁港に寄って、新鮮なお魚を買いました。
よく太った鯵を、お刺身と塩焼きに。
魚づくしの1日でした。





たわいのない話



今夜眠りにつく直前、灯りも消えた布団の中でJOJOがつぶやき出しました‥


「うーん、おなかがいたい‥

じょじょ、たくさんたべすぎたから、おなかがきゅーってなっちゃって‥」


と、ごにょごにょと半分ねぼけながらうなっていました。
私が大丈夫?とお腹をさすっていると、しばらくして突然、


「ロ、ロールケーキ‥




ロールって‥



なんだ‥」


というつぶやきを最後に、ゴトンと眠りに落ちました。


たわいのない話ですが、あんまりおもしろかったので書きました。
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